今日の絵本と発達ヒント

🐡『きんぎょが にげた』で育つちから 〜「見つけた!」が発達支援になる絵本時間〜

こんにちは☺ゆずこです。
子どもたちが好きな『きんぎょがにげた』を紹介させていただきます🌸
わたしもこの絵本は大好きで、よく読み聞かせをさせていただいてますよ♪

1. 絵本の基本情報

  • タイトル:きんぎょが にげた
  • 作・絵:五味太郎
  • 出版社:福音館書店
  • 対象年齢:1歳半〜4歳ごろ
  • ジャンル:さがし絵・くり返し・空間認知・ことば遊び
きんぎょがにげた│福音館書店

2. 絵本のあらすじと魅力

お皿からにげだした「きんぎょ」を、ページごとに「どこにいるかな?」と探していく楽しい絵本。背景の中に上手にまぎれているきんぎょを、子どもと一緒に探すうちに、観察力や集中力が自然と引き出されていきます。くり返しの構成も心地よく、何度でも楽しめる一冊です。

3. 発達支援につながるポイント

発達領域支援につながる要素
👁️ 視覚認知背景の中から「色・形」を手がかりに対象を探す力が育つ
🧠 集中力ページをめくるごとに「次はどこ?」と注意を向ける習慣づけに
🗣️ ことば「あった!」「ここだよ」など簡単な発語ややりとりの促進に
👫 社会性親子・友だちとの「一緒に探す」経験が共感ややりとりの練習に
✋ 指さし行動指さし・視線の共有が発達のステップに(特に1〜2歳)

4. 読み聞かせのコツと関わり方

  • ✅ ゆっくりページをめくり「どこにいると思う?」と問いかけてみる
  • ✅ 子どもの反応に合わせて「そこかな?」「あっ、ほんとだ!」と共感を返す
  • ✅ 見つけたあとに「なんでそこにいたのかな?」と想像を広げるのも◎
  • ✅ まだ話せない子には、指差し・視線・ジェスチャーを丁寧に拾ってあげる

5. 発展あそびのアイデア(+α)

  • 🎨【手づくり「にげたきんぎょ」探しゲーム】
     → フェルトや紙できんぎょを作って、部屋の中に隠して探す遊びへ
  • 📄【シールあそび】
     → 赤いシールを「○○に逃げた!」と貼っていくオリジナルシートづくり
  • 🎭【ごっこ遊び】
     → ぬいぐるみや人形を使って「にげた!」「つかまえた!」を再現

きんぎょがにげたに見立てて、きんぎょを保育室ににげたときんぎょをいろんなところをに隠して、子どもたちが探している動画がYouTubeにあったので、そちらも紹介させていただきます。

【3歳児】みんなで大捜索!にげたきんぎょはどこだ?! │ 認定こども園遊育園

こちらのリンクをクリックすることで、YouTubeにいきます。

6. おわりに

『きんぎょが にげた』は、ただの“さがし絵”にとどまらず、子どもの「集中する」「見つける」「伝える」といった育ちを自然にサポートしてくれる絵本です。発語がゆっくりな子や、視覚的な支援が必要な子にもおすすめ。楽しく、やさしく、発達によりそう絵本時間をぜひご家庭や保育の中で取り入れてみてください。

📝まとめ

  • 絵本の“さがす”楽しさが、認知や集中を伸ばすサポートに
  • 親子のやりとり・共感が「伝える」「共有する」経験に
  • 読み聞かせ→あそびへの発展で、より深い育ちへつなげられる

💬「こんな反応があった」「この遊びをしてみた」など、コメントで教えてください♪

参考図書の紹介

紹介させていただいた絵本はこちらになります。

きんぎょがにげた (福音館の幼児絵本) [ 五味太郎 ]
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