こんにちは、ぽのぽのです。
今日は、娘が3歳の時に購入した一冊の本。「子どもから話したくなる”かぞくかいぎ”の秘密」を踏まえて、家族会議のご紹介です。

なぜ「家族会議をするのか?」
私は自分が家族をもった時には「伝えたいこと、相手に理解してほしいことは、言葉で伝えられる関係性を作りたい」と考えていました。
私の実家は「何も言わなくても家族なんだからわかるでしょ」というスタンス。このお陰で良かったこともありますが、苦労したことの方が多すぎて…。
実際、親が老いていく今、相続やお葬式のこと、親族との関係、お互いの想っていることなど、話しにくいけど、大切なことは、娘として何も把握できていません。そして、気軽に聞けるわけでもなく、もしもの時がきたらどうしよう…と怯えています。
1.はじめに
そんなわけで、娘にはそんな風に育ってほしくない!と思い、家族会議を今年からスタートしました。
家族会議のやり方はとっても簡単✨️
・場所を作る(車の移動中、リビングなど)
・議事録を取る
・テーマを決める
・ルールに沿って進める(①怒らない②代弁しない③飽きたら終わり④1回で解決を求めない)
白夜書房〜子どもから話したくなる「かそくかいぎ」の秘密より〜
この通りにまずはやってみるだけ!
2.どんな時に行うのか
会議というと、課題を解決するというイメージですが、家族会議はなんでもオッケー👍️
- 冬休みにどこへ行きたいか
- 土日は何をしたいか
- おばあちゃんへの贈り物は何が良いか
- 最近寝る時間が遅いことについて
などなど、話しやすいテーマで慣れていって、だんだん突っ込んだものも取り上げていき、話し合えるようになっていきます。
3.我が家もやってみました💕

第1回目の家族会議のテーマは、「クリスマスは何がしたい?ほしい?食べたい?」
5歳の娘でもイメージしやすい内容にしました。時間は約10分。ダイニングテーブルに集まって、司会と議事録を私が行い、パパと娘に話してもらうスタンス。
話す内容が明確なため、私が質問をすると、すぐに娘から意見が出てきました。食べたいものについても、娘から「アイスケーキ」が出ると、私もパパも「いいね!」と即同意☺️メインの食事について尋ねると、2人とも「う〜ん」と迷っていましたが、私が「じゃぁ大好きなチキンとドリアは?」と提案すると、「ご飯が入ってるやつ?食べたい!」と答えてくれました。
最後に、会議の感想を尋ねると、娘から「もっとやりたい」という言葉が♥あまり話し合いの必要性を感じていなかったパパからも「記録に残すことはいいね」と前向きな言葉をもらいました。
4.振り返り
初めての家族会議。3人の感想を改めて見返すと、「やってよかった!」と感じました。
なぜなら会議の途中から、議事録を書いている私を見て、娘が「書きたい!」と言って絵やハートマークを描いてくれました。
また、「会議を終わります」と言った時に「え〜!もっと話したかった」と娘がポツリ。パパも「意外といいね」とつぶやきが…。
家族会議の大切なことは、「楽しんで話し合うこと」。そんな雰囲気を娘やパパが感じ取ってくれた気がして、嬉しくなりました。
5.今後の家族会議について
次の家族会議のテーマは「幼稚園や仕事から帰ってきて家でやりたいこと」。
最近、夜寝る時間が家族全体で遅くなっていて、風邪をひきやすくなっています。ただ、テレビや携帯をダラダラしているわけではなく、工作や食事など、みんなそれぞれがやりたいことをやって過ごしていて遅くなることもしばしば。
そのため、家族が家に帰ってきた時に、何を優先して過ごしたいのかを話し合った上で、健康に支障でない範囲の帰宅後ルーティンについて決められたらなと考えています。
6.最後に
家族会議で得られるものは何か。
それは、
- 人と話し合うことで課題を解決していける力
- 自分で自分の過ごしやすさや実現させたいことを切り開いていく力
- 周りと関係性を築いて生きていく力
かなと思います。
子どもたちの一番最初の社会である「家庭」。そこで得た生きる術を子どもたちが大人になっていく過程で発揮できたら、きっと生きやすさが違ってくるのではないでしょうか。


